saci perereの山暮らし

湘南あたりでギター演奏家しながら浅間山北麓で山暮らしの二拠点生活

南ドイツの旅(1/5)〜ミュンヘン

昨年に続いて、今年もドイツ・ハノーファー在住の娘夫婦を訪ねてドイツに行ってきた。今年はミュンヘンで落ち合って南ドイツの旅に行ってきた。今年の初めから色々と案を練って、今回はミュンヘン〜ガルミッシュ•パルテンキルヒェン〜ベルヒテスガーデン〜ミュンヘンと車で巡る。正直、ガルミッシュ•パルテンキルヒェンもベルヒテスガーデンもどこにあるのか聞いたこともない都市。ですが・・・素晴らしかった。去年の旅を象徴するのが、「教会とワイン」だとすれば、今年は「アルプスとビール」!備忘録を兼ねて何回かに分けて記していきたい。

 

昨年は行きも帰りもANAでしたが、今回、羽田〜ミュンヘンはANAと独Lufthansaとの共同運行便。帰りのミュンヘン〜羽田のANA便はチケット予約時に座席指定も可能だったが、Lufthansaとの共同運行便の場合、チケットはANAのWebサイトで予約できるが、座席指定はできない。Lufthansaでは事前の座席指定は搭乗日の1ヶ月(2ヶ月?)前からで、しかもその後は座席指定は別料金でLufthansaのWebサイトからしか指定できない。座席指定して料金を支払えば、ANAのサイトのe-Ticketなどにも反映される。最初はわからず、戸惑いました。Lufthansa機は(機種などよくわからないが)最新の内装らしく、正直、帰りのANA機よりもかなり快適でした(ちなみにPremiumEconomy。機内食も美味しかった。絶対にPremiumEconomyにした方が良いと子供達に強く勧められた。高いけどこれは正解だったと思う)。

朝、羽田を発ちミュンヘンには同日の夕方に到着(所要時間は15時間ほど)。入国審査では緊張してしどろもどろしになりながらなんとかパスして無事娘夫婦と合流。

ミュンヘン中央駅のすぐそばのシティホテルに二泊。駅そばなのに素敵な中庭のある良いホテルでした。早速、初日からビアホールへ(女房はお疲れでホテルで休息)。

20時くらいでもまだまだ明るい。昨年もワインだけでなくビールもかなり飲んだが、その時一番気に入ったのがミュンヘンの白ビール。このAugustiner Weissbierは喉越し良くていつまでも飲んでいられそうな実に美味しいビールでした!ビールも料理もまさに本場ドイツの味。眠かったけど、楽しい時間でした。

翌日はミュンヘン観光。

まずは街の中心部へ向かう。双塔で有名なミュンヘン大聖堂の向かう途中にあった、たまたま目に入った聖Michael教会に入ってみた。入ってみて巨大な円形天井にびっくり、荘厳ないかにもバロック様式的な祭壇とパイプオルガンもあった。オルガンの演奏会も開かれるらしい。後から調べるとアルプス以北では最大規模の後期ルネッサンス(初期バロック)様式の教会(1583-97年建築)だそうです。

Jesuitenkirche St. Michael

そして有名な高さ約100mの双塔が象徴的なミュンヘン大聖堂(フラウエン教会)へ。1468年に建築開始された、後期ゴシック建築様式とのこと。先ほどの聖Michael教会と対照的に柱が多く配置されて天井が高くステンドグラスも美しい。ゴシック建築というと高く聳える尖塔というイメージもあるがなんとも親しみの持てる玉ねぎ型の双塔。エレベータで上に登ることができる。四人分の入場券がそれぞれに個性があっていいね。登った先の展望台は特に展示は無く、窓が締め切られていてとんでも無い蒸し風呂状態だった。係の人が大変そう。でも見晴らしはほんとに良くて、ミュンヘン旧市街は勿論、これから行く予定の宮殿もよく見えた。実に広大な宮殿だ。南側には明日から行くアルプスも見えてるのか微妙だが山も遠望出来た。

Der Münchner Dom (Frauenkirche)

ミュンヘン大聖堂を出ると、そのまま隣のマリエン広場(Marienplatz)に面する、新市庁舎へ。この市庁舎まるで教会のような姿。しかも19世紀後半(1867-1909年)に建築されたのにまるでゴシック様式。これはネオゴシックと呼ぶらしい。写真には写ってないがすぐ横に1474年創建の旧市庁舎があるが、これより新市庁舎の方が古く見える。まるでミュンヘン大聖堂より威厳があるぞ、と周りに知らしめているようだ。ちょうど正午にかかったので盛大な鐘の音と仕掛け時計も楽しむことができた(楽しむと言っても15分くらいダラダラと続き、最後まで見ると結構疲れる)。

Neues Rathaus(新市庁舎)

さあ、お昼を過ぎたのでお待ちかねの昼食。娘がスマホで見つけた新市庁舎の南側の路地を入った所にある伝統的なバイエルン料理の人気の居酒屋、Zum Alten Marketに行ってみた。運良く席を確保できた。ここのビールは去年も飲んでとても気に入ったFranziskener Weissbier。原料に小麦を多く使った少し白濁した香り高いビール。ラベルがおじさんなので、我々は親しみを込めて「おじさん」と呼んでいる。先のAugustiner Weissbierは冷えたビールをググーッと流し込みたくなるが、こちらはそれより芳醇な感じ。冷えていても、次第に温まってきても香り立ち、ゆっくりと味わうのに良い。

昼食後、旧市街地の西端にあるアザム教会に向かった。ここは娘が行ってみたかったところ。さまざまな様式美の教会建築に興味があるようだ。

St. Johann Nepomuk Kirche (Asamkirche)聖ヨハン•ネポムク教会(通称、アザム教会)は1733-46年アザム兄弟が建築した私設教会で、南ドイツ後期バロック様式の最も重要な建築物とされている。入り口からは想像できないが、中に入るとコテコテのバロック様式。布地のように見える滑らかに波打つオブジェクトも全て彫刻。コテコテの装飾に囲まれているが広過ぎず、狭過ぎず、不思議と落ち着く空間だ。ここでも夜には音楽会(確かギターだったかな)が催されるようだ。ここの響きを聴いてみたいものだ。

St. Johann Nepomuk Kirche (Asamkirche)

また旧市街地中心に戻って、マリエン広場を抜けて、旧市街地北部にあるミュンヘン宮殿(Residenz)に向かった。1385年に建築が始まった旧バイエルン王国ヴィッテルスバッハ王家の王宮だそうだ。広大な敷地に沢山の建物が複雑に繋がっており、外交の場、社交の場、私的な遊興の場などとても全部は回れない。また世界中から集められたすごい量の宝物が展示されていた。美しい宝石を散りばめた王冠(展示されている宝石は本物じゃないらしい)や剣のほか日本の古伊万里焼(らしき)もあった。日本語音声解説の端末を借りることができるが、説明が長く(丁寧で)歩くスピードに合わないので、かなり飛ばし飛ばしで聞くしかない(全部聞いていたらとても見て回れない)。

Münchner Residenz

結構歩き回ってクタクタになって、一旦ホテルで小休止。そして夕食でまた旧市街地に繰り出した。今度は行きは歩きではなくて地下鉄で二駅乗った。予約してあった、ミュンヘン大聖堂のすぐ横にある伝統的なバイエルン料理を出してくれるNuernberger Bratwaurst Gloeckl am Domへ。店の看板から分かるようにここのビールはAugustiner Weissbierだ。1Lの大ジョッキでグビグビを飲みまくる。バイエルン料理は大体、ソーセージとジャガイモ料理とザワークラウト(Sauerkraut)だが、どの店も独自の味を持っていて全く飽きない。そしてビールが進むのだ。

Nuernberger Bratwurst Gloeckl am Dom

日本で1Lのジョッキでビールを僕は飲まないが、ミュンヘンなら平気でできる。不思議だ。家族の顔出しはNG?だが、女子が1Lジョッキで飲んでいるとほぼ顔が隠れて、誰だかよくわからないからいいか。とりあえずジョッキの大きさが際立ってちょっと面白い画だ。

ホテルまで歩いて帰った。まだちょっと飲み足りないがお腹はいっぱいだ。

翌日はレンタカーでさらに南へ。

一気に気温が上がった

一昨日まで梅雨寒と言っていたのに、昨日から真夏の日差しと暑さが到来だ。

今日はお昼に27℃まで上がった(室内25℃)。それでも夜には16℃まで下がるらしい。

と書いているが、今夜は演奏なので実は今は湘南に戻っている。こちらは30℃。西日本では梅雨が明けて気温37℃まで上がっているところもあるらしい。そろそろ東日本も梅雨明けか?

標高約1,000mの浅間山北麓の山小屋は森の中なので夏はあまり陽がささず、花が咲くものが少ない。去年、湘南から紫陽花を持ってきて植えたが、去年は咲いたが、今年は花をつけなかった。やはり日当たりが悪すぎるのだろうか?

湘南の家の庭ではこの時期(最盛期は過ぎたが)藪萱草が咲いて、蕾は軽く湯掻いてポン酢でいただく。我が家のこの季節ならではの味覚だ。

そしてこちらは食べられないが、今、ヒオウギズイセンとオニユリが最盛期だ!

山小屋にも花の咲くものが欲しいなあ。

梅雨寒〜鳥の鳴き声に囲まれて

週末、久しぶりに渡辺貞夫さんのコンサートBrazilian Lounge Tourに足を運んだ(相模原市民会館、満員御礼)。とてもとても93歳とは思えぬ溌剌とした様子。音も更に磨きがかかって明朗で情感豊かに貞夫節のメロディが流れる。Elisの切ないメロディーの音色が忘れられない。共演者の皆さん(小野塚晃pf・マルセロ木村gt&vo・三嶋大輝cb・竹村一哲ds)、ナベサダの意図を汲んで表に裏に自在に音を膨らませながら表情豊かに盛り立てる。素晴らしいコンサートでした。

Sadao Watanabe Brazilian Lounge Tour at 相模原市民会館(渡辺貞夫さんのFBから拝借)

コンサート終了後、山小屋へ向かった。21時半、小雨の中、真っ暗闇の秋山荘に到着。こんな時のために小径の外灯を遠隔で点けられるようにしていたのに、まさかの電池切れで動作せず。クマのニュースをよく聞くので、夕方以降の到着はやっぱり怖いなあ。

梅雨寒の中、薪割りができないので久しぶりに録音に取り組んだ。前回、6月下旬に来たときに森の中で鳥たちの歌声に囲まれた印象を曲にした。簡易ではあるがその時のフィールドレコーディングの音を重ねてみた。

日中の気温16~18℃、少し肌寒い。小雨も降り続き、ほとんど外に出ないで前回、雨天だったらやろうと思っていたAVラックの配線のやり直しと、録音とその編集をした。今日は朝から少し日差しがあったが、またすぐ曇って、この後また雨が降るとのこと。梅雨らしい梅雨だ。

youtu.be

梅雨冷えの朝、久しぶりに束の間の日差し

台風7号・8号

未明から降り出した雨で重く濡れそぼった秋山荘を出発、台風の予想進路に近い湘南の家に向かった。実家の整理で廃品回収業者に来てもらう予定だったが、大雨予報が出たので日程の変更依頼の連絡が入り、来週に延期となった。週末には大磯で演奏予定でいろいろ仕込んでいたのだが、これも荒天によりイベント中止となった。というわけでなんのために山を降りて来たのかわからない週末となってしまった。まあ天気は仕方ない。急に時間ができたわけだが、7月に娘のところへ行く準備などで思いの外時間がかかったのでこれはこれでよしとしよう。

(Yahooの天気図から拝借)

停滞する梅雨前線に台風8号、続いて台風7号が突っ込んできてどんな荒れ模様になるかと心配した。幸い家の周辺では災害には至らなかったようだが、ニュースでは各地で大雨による災害が起きていた。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

 

虫だらけ!

梅雨空で浅間山は姿を見せてくれないが、思いの外雨は降らず(明朝から梅雨前線と台風の影響でしばらくは雨が続くらしい)草刈りと玉切りが捗ってしまった。雨が降ったらこれしようあれしようと色々考えていたのに何もできず。

山小屋(秋山荘)の周りは木々に囲まれてあまり草は生えないのだが、そうすると雨が降ると土が流れるのでそれを防ぐために雑草でもなんでも少しでも草が生えて根を張ってもらったほうが良いのかなと思う。秋山荘は舗装された通りから100mほど未舗装の小径を入るのだが、小道の両側から枝が伸びてたり、路面に20~30cmの草(木になりそうなものも含めて)が生えてたりするので、その枝打ちと草刈りをした。立ったりしゃがんだりが繰り返されるので1時間もやると結構疲れる。

午後から玉切りをした。GW中に息子と二人で丸太を動かしたことは以前ブログに書いた。この丸太、直径50cmくらいあるカラマツなのだが、これを今回チェーンソーで玉切りしようというわけだ。切り始めると、なんだかアリが多いなあ、と思ったのも束の間、切り口から大量のムネアカオオアリが溢れ出てきた。

断面を見ると丸太の中心部は穴だらけ。チェーンソーの振動にびっくらこいて右往左往してる。調べてみるとムネアカオオアリは土中には巣をつくらず、朽木などに作るらしい。こりゃあ丸太の山を早く片付けてしまわねば、また穴だらけになる。

蟻の大群にすっかり調子を狂わされてしまい、今度は一年半前にもらってきて軒下に並べておいた柿木を切ることにした。毎朝キツツキ(多分アカゲラ)が立てかけてあるこの柿木を、コンコンとつつくのだ。おかげで穴だらけになってしまったものもある。すると今度はキイロトラカミキリが出てきた。

鉄砲虫(カミキリムシの幼虫)も出てきたので、キツツキはこれを狙っていたのだろう。

夕飯を食べて一息入れていると、時々コンと音がする。秋なら木の実が落ちて来てそっちゅうコン!と音がするのだけど、何事と思いきやミヤマクワガタだった。それもオスが2匹。去年のブログでは7月終わりにこういうことがあったので、今年は去年よりちょうど1ヶ月早いお目見えとなった。(下の2枚は別個体)

テラスに落ちてきたクワガタを網戸に捕まらせたところ、よせばいいのに近づいていって絵に描いたようなクワガタ同士の戦いが始まった。餌もメスもないのに。

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梅雨空と代替り

やっと山小屋に戻ってきた。
相変わらず実家の片付けに追われ続けていた。今週末、業者に来てもらって大量のゴミを処分してもらうのだけど、なんとか間に合いそうだ。先週と先々週には骨董品の引き取り業者に来てもらって以前ブログにも書いた品々を査定してもらったが、やはり保管状況が悪かったり今の時代にそぐわないものであったりで値がつかないものが多い。少々心は痛むが廃品回収業者さんに委ねるしかあるまい。物置小屋の中には昔実家のリホームの際に邪魔だったものを詰め込んだらしく、それこそ足の踏み場の無い状況だったが、とりあえず入り口付近の物を掻き出して回収業者さんに処理費用を見積もってもらった。

まあとにかくsaci perereの親父は面倒な物事は全て放り出して、全てこっちに押し付けて亡くなったのだなあとしみじみ思う。そしてこれを反面教師として、子供達にはこんな思いをさせないようにしたい。(それでも解決に時間がかかりすぎる問題が残ってしまいそうなのだが。)

写真は、山小屋を建てる際に伐採した切り株の断面が苔に覆われて、さらにその切り株が幼木の用土となっている様子。代替りは難しい。枯れても次代の役に立ちたいものだ(なんて贅沢は言わないがせめて迷惑はかけたくないものだ)。

梅雨入り〜香りの話〜

昨日、関東甲信地方は梅雨入りしたとのこと。

先週の台風6号以来、冷たい風が吹き毎日鉛色の空に覆われていて、それまでの真夏のような暑さが嘘のようだ。いつものリビングから見る林の様子も、日に日に濃くなる緑に陽射しがないのが相まって鈍くて薄暗い。

梅雨でしっとり濡れた木々は香り立ち、窓を開けるとその森の香りが入ってくる。時折、風が吹くと葉っぱに溜まった雨粒が一斉に落ちてきてパタパタと音が右から左に抜けてゆく。まるで風の居場所を教えているかのようだ。

朝晩は10℃くらいまで下がり、日中は20℃に届かない。ちょっと肌寒い。室内の湿度が70%を超えてくるようになった。これで気温が少し上がるとカビが出てくるなあ。除湿機が頑張る季節になってきた。

香りといえば、先日音楽仲間から教えてもらった、安酒でも熟成ウィスキーに生まれ変わるという、スティックを試してみた。ミズナラ、クリ、サクラ。私saci perereはブラックニッカのDeepが大好物なので一番安いブラックニッカのClearに、「酒ハック」なるこれらのスティックを入れてみた。入れる時間を調整してみた方が良い、アドバイス受けていたのでまずは4時間。確かに樽の香り的な雰囲気が出てきた。木の種類によっても微妙に香りが違う気がする。クリはなんとなく甘い感じ。サクラは最近サクラ樽で熟成させたウィスキーが出回っているせいか馴染みある感じの香りで良いね。Amazonで3本セット¥1,683。1本¥550くらい。その味わいが深くなるのかもう少し漬け込んでまた比べてみようと思う。

もうひとつ香りの話。

近所の方に教えてもらった自家焙煎の「珈琲工房須田」。試しに買ってみたブラジル豆で淹れたコーヒーの美味しいこと!たとえばカルディで言うと、ブラジルは割とあっさりスッキリというイメージがあり、個人的にはマンデリンが好物(最近、どんどん値段が上がってしまっていてしばらくカルディで豆は買ってない)だが、珈琲工房須田のブラジルは山田農園というところの厳選豆とのこと。香りが濃厚でコクのある味。ブラジルのイメージが変わりましたよ。今回はコスタリカの「プエンテタラス」。ほんのり甘い香り。これも良いですね。