昨年に続いて、今年もドイツ・ハノーファー在住の娘夫婦を訪ねてドイツに行ってきた。今年はミュンヘンで落ち合って南ドイツの旅に行ってきた。今年の初めから色々と案を練って、今回はミュンヘン〜ガルミッシュ•パルテンキルヒェン〜ベルヒテスガーデン〜ミュンヘンと車で巡る。正直、ガルミッシュ•パルテンキルヒェンもベルヒテスガーデンもどこにあるのか聞いたこともない都市。ですが・・・素晴らしかった。去年の旅を象徴するのが、「教会とワイン」だとすれば、今年は「アルプスとビール」!備忘録を兼ねて何回かに分けて記していきたい。
昨年は行きも帰りもANAでしたが、今回、羽田〜ミュンヘンはANAと独Lufthansaとの共同運行便。帰りのミュンヘン〜羽田のANA便はチケット予約時に座席指定も可能だったが、Lufthansaとの共同運行便の場合、チケットはANAのWebサイトで予約できるが、座席指定はできない。Lufthansaでは事前の座席指定は搭乗日の1ヶ月(2ヶ月?)前からで、しかもその後は座席指定は別料金でLufthansaのWebサイトからしか指定できない。座席指定して料金を支払えば、ANAのサイトのe-Ticketなどにも反映される。最初はわからず、戸惑いました。Lufthansa機は(機種などよくわからないが)最新の内装らしく、正直、帰りのANA機よりもかなり快適でした(ちなみにPremiumEconomy。機内食も美味しかった。絶対にPremiumEconomyにした方が良いと子供達に強く勧められた。高いけどこれは正解だったと思う)。

朝、羽田を発ちミュンヘンには同日の夕方に到着(所要時間は15時間ほど)。入国審査では緊張してしどろもどろしになりながらなんとかパスして無事娘夫婦と合流。
ミュンヘン中央駅のすぐそばのシティホテルに二泊。駅そばなのに素敵な中庭のある良いホテルでした。早速、初日からビアホールへ(女房はお疲れでホテルで休息)。



20時くらいでもまだまだ明るい。昨年もワインだけでなくビールもかなり飲んだが、その時一番気に入ったのがミュンヘンの白ビール。このAugustiner Weissbierは喉越し良くていつまでも飲んでいられそうな実に美味しいビールでした!ビールも料理もまさに本場ドイツの味。眠かったけど、楽しい時間でした。
翌日はミュンヘン観光。
まずは街の中心部へ向かう。双塔で有名なミュンヘン大聖堂の向かう途中にあった、たまたま目に入った聖Michael教会に入ってみた。入ってみて巨大な円形天井にびっくり、荘厳ないかにもバロック様式的な祭壇とパイプオルガンもあった。オルガンの演奏会も開かれるらしい。後から調べるとアルプス以北では最大規模の後期ルネッサンス(初期バロック)様式の教会(1583-97年建築)だそうです。



そして有名な高さ約100mの双塔が象徴的なミュンヘン大聖堂(フラウエン教会)へ。1468年に建築開始された、後期ゴシック建築様式とのこと。先ほどの聖Michael教会と対照的に柱が多く配置されて天井が高くステンドグラスも美しい。ゴシック建築というと高く聳える尖塔というイメージもあるがなんとも親しみの持てる玉ねぎ型の双塔。エレベータで上に登ることができる。四人分の入場券がそれぞれに個性があっていいね。登った先の展望台は特に展示は無く、窓が締め切られていてとんでも無い蒸し風呂状態だった。係の人が大変そう。でも見晴らしはほんとに良くて、ミュンヘン旧市街は勿論、これから行く予定の宮殿もよく見えた。実に広大な宮殿だ。南側には明日から行くアルプスも見えてるのか微妙だが山も遠望出来た。






ミュンヘン大聖堂を出ると、そのまま隣のマリエン広場(Marienplatz)に面する、新市庁舎へ。この市庁舎まるで教会のような姿。しかも19世紀後半(1867-1909年)に建築されたのにまるでゴシック様式。これはネオゴシックと呼ぶらしい。写真には写ってないがすぐ横に1474年創建の旧市庁舎があるが、これより新市庁舎の方が古く見える。まるでミュンヘン大聖堂より威厳があるぞ、と周りに知らしめているようだ。ちょうど正午にかかったので盛大な鐘の音と仕掛け時計も楽しむことができた(楽しむと言っても15分くらいダラダラと続き、最後まで見ると結構疲れる)。

さあ、お昼を過ぎたのでお待ちかねの昼食。娘がスマホで見つけた新市庁舎の南側の路地を入った所にある伝統的なバイエルン料理の人気の居酒屋、Zum Alten Marketに行ってみた。運良く席を確保できた。ここのビールは去年も飲んでとても気に入ったFranziskener Weissbier。原料に小麦を多く使った少し白濁した香り高いビール。ラベルがおじさんなので、我々は親しみを込めて「おじさん」と呼んでいる。先のAugustiner Weissbierは冷えたビールをググーッと流し込みたくなるが、こちらはそれより芳醇な感じ。冷えていても、次第に温まってきても香り立ち、ゆっくりと味わうのに良い。



昼食後、旧市街地の西端にあるアザム教会に向かった。ここは娘が行ってみたかったところ。さまざまな様式美の教会建築に興味があるようだ。
St. Johann Nepomuk Kirche (Asamkirche)聖ヨハン•ネポムク教会(通称、アザム教会)は1733-46年アザム兄弟が建築した私設教会で、南ドイツ後期バロック様式の最も重要な建築物とされている。入り口からは想像できないが、中に入るとコテコテのバロック様式。布地のように見える滑らかに波打つオブジェクトも全て彫刻。コテコテの装飾に囲まれているが広過ぎず、狭過ぎず、不思議と落ち着く空間だ。ここでも夜には音楽会(確かギターだったかな)が催されるようだ。ここの響きを聴いてみたいものだ。



また旧市街地中心に戻って、マリエン広場を抜けて、旧市街地北部にあるミュンヘン宮殿(Residenz)に向かった。1385年に建築が始まった旧バイエルン王国ヴィッテルスバッハ王家の王宮だそうだ。広大な敷地に沢山の建物が複雑に繋がっており、外交の場、社交の場、私的な遊興の場などとても全部は回れない。また世界中から集められたすごい量の宝物が展示されていた。美しい宝石を散りばめた王冠(展示されている宝石は本物じゃないらしい)や剣のほか日本の古伊万里焼(らしき)もあった。日本語音声解説の端末を借りることができるが、説明が長く(丁寧で)歩くスピードに合わないので、かなり飛ばし飛ばしで聞くしかない(全部聞いていたらとても見て回れない)。








結構歩き回ってクタクタになって、一旦ホテルで小休止。そして夕食でまた旧市街地に繰り出した。今度は行きは歩きではなくて地下鉄で二駅乗った。予約してあった、ミュンヘン大聖堂のすぐ横にある伝統的なバイエルン料理を出してくれるNuernberger Bratwaurst Gloeckl am Domへ。店の看板から分かるようにここのビールはAugustiner Weissbierだ。1Lの大ジョッキでグビグビを飲みまくる。バイエルン料理は大体、ソーセージとジャガイモ料理とザワークラウト(Sauerkraut)だが、どの店も独自の味を持っていて全く飽きない。そしてビールが進むのだ。




日本で1Lのジョッキでビールを僕は飲まないが、ミュンヘンなら平気でできる。不思議だ。家族の顔出しはNG?だが、女子が1Lジョッキで飲んでいるとほぼ顔が隠れて、誰だかよくわからないからいいか。とりあえずジョッキの大きさが際立ってちょっと面白い画だ。
ホテルまで歩いて帰った。まだちょっと飲み足りないがお腹はいっぱいだ。
翌日はレンタカーでさらに南へ。




















