大きな台風22号が伊豆諸島を襲った。23号も迫っている。数年前に身内の用事で八丈島に行った。ダイナミックな自然と美味しい食べ物を満喫した。ここで飲んだ焼酎「江戸酎」は本当に美味かった!この時は台風ではなかったが、風の影響を受けやすい八丈島空港で帰りの飛行機が飛ぶかどうか直前まで分からず、乗る予定機が着陸した時には安堵したものだった。今回色々被害出ているようでとても心配だ。


浅間山北麓では相変わらず晴れたり曇ったり、時に小雨が降ってくる感じ。目の前の森の色付きはまだだが、少し登って1300mを超えてくると所々色付き、目を惹く。雨が降っていない時を狙って玉切りと薪割りに勤しんだ。夏の間は木を切ると虫が集(たか)ってしょうがないので、10月に入ってすっかり虫が減った(蚊はまだ結構出る。蚊取り線香炊いてもあまり効果無し)のでこれから雪の(多分)無い年内は薪割りが捗りそうだ。家を建てる際に切った木で薪になりそうなのがまだリビングの前にもう一年半くらい山積みになっている。薪棚もできたことだし少しでも片付けていかないと、(来冬、もしくは来々冬の)薪にも困るし、いつまで経っても庭に手をつけられない。




電動チェーンソーはスタミナ不足だが、休み休み(充電しながら)玉切りして、足元の不安定な木材の山から運び出して油圧式薪割り機でちょうどいい大きさに割ってゆく。もう虫はいないと思っていたけど・・・いた!今回切ったのは直径50cmくらいのアカマツの大木。薪ストーブに焚べるのにちょうど良い大きさに割っていたら急に蜂が溢れて来た。鉄砲虫(カミキリムシの幼虫)が開けた穴で越冬しようとしているのか写真の穴には約10匹くらい身を寄せていた。調べてみるとムモンホソアシナガバチのようだ。かわいそうだけど他にあたっておくれ。お次は大きな蟻が出てきた。その時は気づかなかったが後から写真を確認すると小さいのもいる。ムネアカオオアリ、どうやらこの大きなのは女王アリらしい。



途中、木の皮が剥がれてしまうとそこには鉄砲虫がいた。アカマツにいるのはマツノマダラカミキリの幼虫らしい。こいつは松を枯らすマツノザイセンチュウを媒介するとして、全国で問題になっている。うひゃーこんなところにもいるんだ!他にも、切り倒してから時間が経ち、木材には菌糸が蔓延りキノコも生えて来ていて、これを食するクロツヤキノコゴミムシダマシが樹皮の裏からこぼれ落ちてきた。ちょっとショックだったのはやはり樹皮の裏から這い出てきたクロゴキブリの幼虫。こんな冬の寒さの厳しい浅間山北麓の森中にもいるんだ。うーん、困った。きっと暖かい家の中にも侵入してくるに違いない。いやー困った。



薪割りでは、虫たちの山の厳冬期に備えた生き残り作戦を垣間見た。あまり応援したくないものもいるが、仕方あるまい。ここは山だ。