saci perereの山暮らし

湘南あたりでギター演奏家しながら浅間山北麓で山暮らしの二拠点生活

冬の山暮らし〜雪の情景

鎌原からの浅間山雪景色(2025年2月)

ここ標高約1000mの浅間山北麓の冬は寒いですが雪はそれほど降りません。地元の方の話によると北側の志賀高原四阿山草津白根山が遮ってくれているのだそう。1月初めにこの冬最初の本格的な降雪がありましたが、2月に入っても積雪は少ないです。出歩くにもほとんど支障ない。落葉した林には薄く雪が残り、日中低い日差しがいっぱい入り込んでとても明るい。それは夜も同じで、月が満ちていれば月明かりで手元にライトがなくても十分明るい。

左から)雪灯の小径・雪灯に浮かぶ我が家・この冬最長のツララ

上の写真は月夜の我が家に向かう林の中の小径。スマホでも充分撮れる明るさ。夏の林の中は本当に真っ暗闇、そしていろんな気配がありすぎて怖い感じもするのだけど、冬の雪灯の林の中は視界がきく(離れていても我が家が見える)。顔が冷たくてシャキッとして、雪に音が吸われて静寂の林の中を歩くと、五感が研ぎ澄まされる、その感じがいい。

余談ですが、日差しがあれば屋根が温まって雪を溶かすが、日中でも氷点下のことが多いのでツララが成長。この冬最長のツララ40cmくらいかな。落ちてきたらと思うとちょっと怖い。我が家の切妻屋根には雪国の家の屋根によくある落雪防止の雪止め具を付けなかったので、竣工時に落雪にはものすごく注意するように言われていましたが、注意の対象にツララも加わりました。

曲作りをしてて曲名を付けるときに一応何か問題がないかネットで検索するのだけど。ある日この山荘で作った曲名「Resonance with the forest」(以前このブログでも紹介した)で検索していたら、画家高尾美智さんの「Forest of Resonance」という作品に行き着きました。何か感じるものがあって彼女の他の作品も覗いてみると、あっ!と「降り積もる森」という作品に釘付けになりました。絵を買うこと自体滅多にない上に、実物を見ずに買うことに躊躇はあったのですが、悩んだ末買ってしまいました。これ上の写真の雪灯の小径の光景にリンクして惹き込まれてしまいました。早速寝室に飾っております。「降り積もる森」というタイトルもいいですね。

高尾美智「降り積もる森」(2025年アクリル絵の具)

2025年2月中旬、このブログの一番上の鎌原からの浅間山雪景色ですが、よく晴れて黒斑山〜浅間山がとても綺麗に撮れるスポットなのですが、R146沿いの砂塚橋から見る浅間山もダイナミックで大好きなスポットです。この翌々日は雪雲に覆われて一日中小雪が舞っていました。でも浅間山はクッキリ見えてなんとも言えない表情でした。すかさずパシャ。

後日、夢の中での話です。神奈川の家の庭の枯れ枝や刈った草などを燃やすための薪ストーブがあるのですが、いろいろ燃やすので薪ストーブの中には真っ黒な煤が溜まり(灰は庭に撒いてる)、根っこのような土が混ざったままの草を燃やすと灰も灰色じゃなくて少し茶系の色が混ざることがあります。これらを使えばなんか墨絵のような味わいの絵が描けるんじゃないかと多分夢の中で思いました。後で(起きて)何を描こうかと考えて、「ああ、あの雪雲に覆われた浅間山を描きたい」となり、山小屋の薪ストーブの灰や燃え残りの炭を使って、あの浅間山を描いてみました。初めダンボールに描こうとしたら全然灰が乗らず画用紙にしました。灰をまぶして塗りたくったり、燃え残りの炭の擦り付けたり、手を炭だらけにして指先で描いていきました。なかなか楽しい時間でした!パステル画用の定着剤スプレーを掛けて、とりあえず良い感じに纏まりました。そのうち第二弾にも挑戦してみようと思います。

左)砂塚橋からの浅間山・右)薪ストーブから出た灰を使って指で描く