saci perereの山暮らし

湘南あたりでギター演奏家しながら浅間山北麓で山暮らしの二拠点生活

今日も引き篭もり

山小屋へくる途中、以前も紹介した黒澤酒造に寄って正月用のお酒を買ってきた。前に買った「生酛黒澤」(こだわりの自家栽培米の山恵錦で精米歩合90%)が正月向けに合うかなと思ったので、これとお店の方のおすすめで「礎」(純米吟醸、酒米は自家栽培のひとごこちで精米歩合55%)。あと、こんなのどうですか?と勧められたのがジン。お湯割りが人気なんですよ、とのこと。寒い冬に香り高いSOBA GINのお湯割り、クセになりそうです。

今日も玉切りも薪割りもやめて、久しぶりに絵を描きました。ほんとは水彩画に挑戦したかったのだが、真っ青な空を絵きたかったのに、ムラだらけになってしまった。少し練習してみたけどうまくいかない。悔しいけど今回は水彩画を諦めて二度目のオイルパルテル画にした。11月の長野原応桑からの浅間山です。

薪ストーブの炎ってなんとなく見続けてしまう。見ていたら、1年半前に作った短い曲を急に弾きたくなって録音してみました。よろしければご視聴いただけると嬉しいです。

光る梢

いろんな方々も言っているが、今年は雪が多い。もちろん豪雪地域の積もり方とは比べ物にならないが、標高1,000mの浅間山北麓、いつもなら年内は一、二度雪が降る程度。志賀高原草津白根山浅間山などに囲まれてここいらは積雪が少ない。今年はまだ12月半ばというのに前の雪が解け切る前に雪が降る。今朝は-5℃。しっかり冷え込むのでなかなか解けない。

週末の演奏を終えて山小屋まで戻った。玉切りに精を出そうと、急に切れ味の落ちたチェーンソーの目立ても済ませておいたのに、丸太に雪が残っていて滑るわ、足元は悪いわ、(寒いわ)で、仕事にならない。昼から薪ストーブを焚いてこうしてブログを書いている。

昨夜、よく晴れて、山小屋からの空は木々に囲まれて狭いのだが、それでも星空が綺麗だった。昔、フィルムカメラにレリーズを付けて屋根に登って星空の写真を撮るのが好きだったが、すっかり写真はスマホで、が定着してしまい、撮れない。何か方法はあるのだろうか?

最後に掲題の、冬の山小屋の好きな光景を。今朝、枕元のカーテンを開けると、遅い朝日が昇って梢を照らし始める。山に囲まれて朝日が覗くのは7時半くらいと遅い。写真でうまく伝わるかどうか心配だが、梢の先から陽が当たり出して輝いて見える。窓を開けて冷たい空気を吸い込む。山小屋を建てて良かったと感じる瞬間だ。

 

カラマツ

12月3日朝、今にも雪が降り出しそうな雲行きだ。昼過ぎには霙になった。

西高東低の冬型の気圧配置、この冬、初めて広く日本海側に大雪をもたらしたようだ。車で軽井沢方面に降りてゆくと、庭先でタイヤ交換していました。ちょと遅いくらいですが、ご自分で交換、えらいなあ。saci perereの車は四駆でオフロード・オンロード兼用のタイヤ。一応、スノーソックスは用意してあるが、まだ必要になったことはないです。

翌朝-5℃、うっすら雪が積もったが、このくらいなら根雪にならず直に解けるでしょう。昨日、薪棚の屋根に溜まった枯葉を降ろしておいて良かった。

山小屋を取り囲む雑木林にはカラマツもある。昨日、薪棚の屋根に積もった枯葉を降ろしたが、コナラなどの大きな葉はある程度風で飛ぶ。カラマツの針状の葉や小枝は波板の間に残る。時折まるで砂粒のようにサラサラとこぼれ落ちる。冬になってカラマツの枯葉が地面を覆うとなんだかフカフカな感じがする。標高の低い場所のカラマツはちょうど今頃、黄葉して陽が当たると特に美しい。ストーブの薪としてもカラマツ材は重宝する(火付が良い)。山暮らしはカラマツと共にある、そんな感じを音にしてみました。よろしければご視聴ください。

 

玉切りと焚き火

町田で長らく続いているジャズと映像(写真)のコラボ企画のライヴを終えて山小屋に帰ってきた。

いよいよ師走。12月は比較的暖かい日で始まった。標高約1,000mの浅間山北麓の山小屋。日中は12℃くらいまで上がった。窓の外は雪はないがすっかり冬景色。よく晴れて午前中はデッキの手すりに布団を掛けて干した(葉が落ちきったので陽が射す)。風もほとんど無く、陽が当たるとポカポカだ。日中は暖かいとはいえ夜は0℃を下回るので家の中に侵入してくるカマドウマはゼロ。もう虫はいないと思ったら、いた。実はsaci perere、多肉植物の「虹の玉」が妙に好きで山小屋でも湘南でも鉢植えにしている。荻野屋の釜飯弁当の容器の底に穴を開けて植木鉢にして「虹の玉」を植えている。で弁当の蓋を鉢台にしているのだが、久しぶりに水をやろうと弁当容器を持ち上げたら、蓋の上にコブハサミムシが仲良く2匹身を寄せ合っていた。外壁の表札に薄茶色のオブジェのようなものが?と思ったらシャクガの仲間でした。調べてみると見た目や周囲にブナが多いことを考えるとチャオビフユエダシャクだと思うのだけど、一般に成虫は2~3月に見られるとのこと。標高が高いから時期がずれているのか、別の蛾なのか・・・夜は寒いのに外灯に飛来してそのまま休んでいるようだ。

虹の玉/コブハサミムシ/チャオビフユエダシャク?

今日は久しぶりに玉切りに精を出した。家を建てた時に切り倒した丸太が二山あったのだけど、ようやく一つの山はなくなりそうだ。細かい枝や倒木もそこいら中にあるのだが、薪ストーブに焚べるわけにはいかないので、外で暖をとりながら焚き火することにした。そこでフレームストーブというものを初めて用意してみた。空気をたくさん取り込んで勢いよく燃やすので多少湿っていたり生木でも簡単に燃やせる。しかも二次燃焼といって、炎が上がれば煙が出ないので具合が良い。火の粉が散らないように注意すれば効率よく処理できそうだ。明日も天気が良さそうなので玉切りか薪割りに精を出そう。

 

寄り道

週末はリハーサルとライヴがあるので山を降りて湘南へ。

朝から快晴、気温-4℃(この日の最低気温は-5℃)。洗濯してる間に薪ストーブや焚き火の灰を始末して、山小屋中掃除して、外壁に沿って積もった枯葉を掻き出して、床掃除して、最後に水を落として山小屋を出発。

最近、浅間山北麓から湘南へは八ヶ岳経由で向かうのがお気に入りのコース。

中軽井沢〜追分〜御代田と降りてきて、佐久市に入る。北側には刈り取った田んぼ越しの浅間山、南には遠くに八ヶ岳連峰、西にはさらに遥か向こうに雪を纏った北アルプスの峰々。素晴らしいロケーションですね(典型的な盆地の気候で、夏は結構暑くて冬は寒いが雪は割と少ない)。車を止めるスペースを見つけるのが難しくて写真を撮れなかった。残念。

佐久北ICから中部横断自動車道(長野区間:無料)を経て八千穂高原IC(終点)へ。そのまま南下しないで、ちょっと寄り道。R141を少し北上して千曲川の辺りにある黒澤酒造さんへ。今回で3回目か4回目の訪問。蔵元近くの千曲川にかかる橋からは浅間山がよく見えました。

今回のお目当ては北八ヶ岳山麓松原湖氷室貯蔵のMARUTO。けれど蔵元ショップの方の話に影響受けまくりで結局四合瓶3本買ってしまった〜 まずは写真右側の生酛黒澤(こだわりの自家栽培米の山恵錦で精米歩合90%!)から。淡い琥珀色、おすすめのぬる燗で頂くと、それほど個性は強くないがしっかりした味わい、いろんな料理に合わせられそうな、そして飲み飽きしない美味さ。かなり良いな。残りの二本も楽しみだ。

R141を南下して次は北八ヶ岳松原湖温泉の八峰の湯へ。此処にも前に2、3度訪れている。八峰の湯はpH6.9で泉質はナトリウム・マグネシウム・カルシウムー炭酸水素塩温泉で湯上がりさっぱり。そしてなんと言っても八ヶ岳を一望できる露天風呂が魅力。前回は雲に覆われてほとんど見えなかったが、今回は赤岳、それに被る横岳の長い稜線がバッチリ見えました。ここは松原湖含め散策路が整備されており、さらにすぐ隣には小海町高原美術館もあって時間があればもっとゆっくり過ごしたいところだ。そして八峰の湯からも白樺林越しに浅間山が見えた。ちなみに此処には食堂も併設されていて、蕎麦や丼ものも良いが、トンカツ定食が旨し。個人的にはおすすめだ。

鰭酒と初雪の夜

山小屋秋山荘のリビングからの眺めはすっかり冬景色となった。落葉した林は明るくて、青空も綺麗に見えるし、陽が地面まで届く。前日は妙に暖かったが翌朝は2℃ほど。空気がピリッとしてきた。

朝から新築一年点検に立ち会った。どうしてもクロス張りのところなどに隙間が空いてきたり、外壁の板の反りも目立つようになる。昨年より激減したもののカマドウマの侵入は防ぎきれていない。床下の通気孔や玄関ドアの隙間、通信ケーブルなどの引き込み穴が、すでに対策してあるのにまだ十分でないらしい。通気孔は薪ストーブの周辺に最低限残し、あとは塞ぐことにした(基礎は全体コンクリートなので地面からの湿気はほとんど影響無いようで、一旦乾いてしまえば通気孔はなくても大丈夫とのこと)。

1時間半くらいで点検を終えてからは、焚き火をしながらのんびりと薪割り。のんびりといっても結構捗って、つい頑張りすぎてしまいお昼ご飯を食べ損なってしまった。松の薪割りしたらまた鉄砲虫が出てきた。と、カサカサと音するなあと思っていたら粉雪だった。天気良かったはずなのに粉雪が舞うかと思えばしばらくすると陽が差したりと目まぐるしく変化した。上着についた粉雪はあの雪印の結晶になっていなかったので、結晶が育たずに一気に凍ったのだろう。陽が傾いてきてさらに寒くなってきたので薪割りをやめて、ゆっくり湯船に浸かって体を温めた。

夜は防寒ばっちり着込んで近くの行きつけの料理屋に。奥に宴会が入っていて、なんだか大将忙しそう。女将さんが料理は時間かかる、大将は3時間待ってね、とのことだったが、大将は宴会の料理の手を休めてsaci perereのためにさっさと作ってくれた。でも女将さんが大将に小言を言って大将は腹を立てて…と、どうしましょう?って雰囲気の中、気づかないふりして本を読みながらゆっくり飲み食いした。

普段はないフグ料理がメニューに載ってて、フグのアラの天ぷら頼んで、宴会料理が落ち着いてきた大将に「これうまいねー」って言ったら「昨日は三人の宴会だったけど、メニューに無い面倒臭い料理ばかり頼むんだよ」と大将。わーまた機嫌悪い方向か?と思いきや、どうもその面倒臭い料理がフグ料理だったそうで、そのおかげで今日は山口県産トラフグを格安で食べさせてもらえたわけだ。大将が「これもいいぞー」とフグ皮ポン酢。「口に含むと体温でコラーゲンが溶けてゆくんだよ、それから味わって噛んで」うーそこにぬる燗の日本酒を流し込んだものだから、もう口の中に旨みが広がる広がる。「鰭(ヒレ)酒はどうだ?」と大将から追い討ち、もう断る理由は見当たらない。炙ったヒレを日本酒に入れて蓋をしてあっつあっつの熱燗に、マッチを擦って蓋を開けてすぐ近づけると揮発したアルコール分が一気にポッと燃える。香り立つ鰭酒の完成だ。さっきまでの居心地の悪さはどこへ。女将さんもやってきてこのヒレあと3〜4回は使えるから、家でもやってみてと、持ち帰り袋を用意してくれた。

店を出ると雪が降っていた。浅間山北麓の初雪。心地よく酔って熱った頬に雪が気持ち良い。写真は家の前の小径に設置した外灯付近。積もり始めた雪で小径が明るい。

最低気温−2℃。翌朝まだ-1℃だったが、地面もまだ冷え切ってないし朝日が出て一気に雪が溶けてゆく。

午前中に雪化粧した浅間山を拝みに出た。いつもなら嬬恋鎌原からの写真をお見せするところだけど、長野原と嬬恋の境に近い、長野原応桑に良い感じのスポットを見つけた。

長野原応桑からの浅間山(2025.11.19)



 

落ち葉の絨毯

週末の藤沢と町田での演奏を終えて、浅間山北麓の山小屋に戻ってきた。

すっかり葉が落ちて山小屋の前の小径はまさに落ち葉の絨毯のよう。夕陽が当たると落ち葉が輝いて見える。日没前の大好きな瞬間だ。

今日は日中意外にも暖かくて(15℃くらいまで上がったかな)びっくりしたが夜になって冷えてきた。明日からはしっかり冷え込むらしい。薪ストーブが頑張ってくれているが初日は大体家が冷えててなかなか温まらない。

前々回ブログの晩晩秋の中盤の中、「秋日」という短い曲を作りました。よろしければご視聴ください。

今週からいよいよ水道管の凍結防止ヒーターを入れます(=お金が掛かる)。

そして明日は山小屋の(2ヶ月遅れの)新築一年点検だ。